介護施設・高齢者住宅では、
「転倒事故」 や 「徘徊(見守り離脱)」 は最も発生しやすく、
スタッフの負担も大きい重大リスクです。
・居室での転倒
・廊下でのつまずき
・夜間の徘徊
・出入口からの外出
・トイレ前での転倒
・食堂での急な体調変化
これらはスタッフの巡回だけではどうしても見落としが起こりやすく、
24時間の見守り負担が増大します。
そこで近年注目されているのが、
介護現場の「安全見守り」に特化した防犯カメラの導入 です。
本記事では、介護施設での転倒・徘徊対策に効果的な防犯カメラの選び方と、
実際の活用事例をご紹介します。
介護現場で発生しやすいトラブル
高齢者施設では、以下のような事故・見守りの課題が多く発生します。
- ・居室・廊下・トイレ前での転倒事故
- ・夜間の徘徊・外出リスク
- ・急な体調変化の見落とし
- ・ナースコールの遅れ
- ・スタッフの巡回負担(特に夜間)
- ・事故発生時の状況確認が困難
これらは「目視」だけでの管理に限界があり、
映像による見守りが大きく介護現場を支えます。
防犯カメラが転倒・徘徊対策に役立つ理由
① 転倒の瞬間と要因を把握できる
映像を残すことで、 「どこで・どんな状況で転んだのか」 を正確に把握でき、再発防止策が立てやすくなります。
② 徘徊の前兆行動を見逃さない
AI人物検知により、深夜に廊下へ出たタイミングを通知可能。 スタッフの迅速な対応につながります。
③ 出入口セキュリティの強化
外出リスクのある利用者がドアに近づいた瞬間にアラートを出すことで、 事故を未然に防ぎます。
④ スタッフ負担を軽減
常時巡回が難しい夜間も、カメラで広範囲を一度に見守ることができます。
⑤ 事故発生時の“状況確認”に役立つ
ご家族への説明や、ヒヤリ・ハット報告に活用できます。
介護現場に最適な防犯カメラの特徴
① 広角レンズで部屋全体を見渡せる
ワンルーム居室や廊下全体をカバーできます。
② 夜間カラー対応
薄暗い廊下や就寝時間帯の居室でも鮮明に映ります。
③ AI人物検知(転倒・徘徊検知に有効)
・立ち上がり ・徘徊 ・ドア接近 ・長時間の滞留 などを自動検知できます。
④ プライバシーに配慮した設計
介護施設では、以下の配慮が非常に重要です。
- 音声録音をオフにできる
- プライバシーマスク機能(映したくない場所を黒塗り)
- 居室内は本人・家族の同意のもと記録
⑤ PoE配線で導入しやすい
既存の施設にも導入しやすく、電源工事が最小限で済みます。
⑥ クラウド録画で長期間保存
事故時の映像を後日確認しやすく、 施設側のリスク管理にも役立ちます。
施設内の「見守り動線」に合わせたカメラ配置
介護施設では、以下の3つのエリアを重点的にカバーすると効果的です。
① 廊下・共有スペース
- 徘徊の把握
- 夜間の滞留を早期発見
- スタッフが多く見守るのが難しい場所をサポート
② 出入口(玄関・非常口)
- 不意の外出を即時察知
- 外部からの不審者対策
- ドア開閉センサーと連動させると効果倍増
③ 居室前・トイレ前
- 転倒リスクの高い場所
- “立ち上がり動作”の検知がしやすい
- プライバシーに配慮しながら見守れる位置
導入事例:介護施設での実際の改善効果
【事例①】夜間巡回の負担が軽減(特別養護老人ホーム)
■課題
- 夜間はスタッフが少なく巡回が追いつかない
- 転倒発生時の状況把握が困難
■導入内容
- 共有廊下+出入口にAI人物検知カメラを配置
- 夜間はスマホに通知が届く仕組みを構築
- 映像をクラウド保存し、事故分析に活用
■結果
徘徊や転倒の早期察知が可能となり、 巡回回数の最適化とスタッフ負荷軽減につながりました。
【事例②】徘徊の外出事故を防止(グループホーム)
■課題
- 深夜に気づかないうちに外出してしまう利用者がいた
- 玄関の見守りが困難
■導入内容
- 玄関ドア付近にAI人物検知カメラを設置
- “ドア接近”を検知すると職員スマホへ通知
- 緊急時に映像を即確認できる仕組みを導入
■結果
徘徊による外出がゼロに。 家族からの安心感・信頼度も大幅に向上しました。
【事例③】転倒要因の特定に成功(有料老人ホーム)
■課題
- 同じ場所で転倒が続けて発生していた
- 原因がわからず改善が遅れていた
■導入内容
- 廊下に広角カメラを設置
- 転倒時の動作・歩行の癖を映像で分析
- 施設内の動線・手すり位置を改善
■結果
転倒の原因(段差・歩行特性)が判明し、改善後は事故が大きく減少しました。
介護施設向けカメラの選定ポイントまとめ
- ・広角+高画質で居室前・廊下をしっかりカバー
- ・AI人物検知で徘徊・転倒リスクを早期察知
- ・逆光にも強いWDR
- ・プライバシーに配慮した機能(マスク・音なしなど)
- ・PoE配線で導入しやすい
- ・クラウド録画で長期保存&遠隔確認
- ・出入口・廊下・居室前の3カ所を重点監視
まとめ:介護現場の“安心”は、見守りの質で決まる
転倒事故や徘徊は、介護現場における最重要リスクです。
防犯カメラを活用することで、
- ・危険行動の早期察知
- ・事故発生時の状況把握
- ・スタッフ負担の軽減
- ・家族への説明責任の強化
- ・施設全体の安全性向上
を実現できます。
利用者・家族・スタッフすべてが安心できる環境づくりのために、
介護現場に最適なカメラ導入を進めていきましょう。
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