ブログ
防犯カメラを導入する際に、近年よく選ばれるようになっているのが
4K対応の防犯カメラです。
一方で、よくある疑問が、
というものです。
結論から言うと、
4Kカメラの大きな違いは、“録画映像を拡大したとき”に出ます。
普段のモニター表示では大きな違いを感じにくい場合でも、
事故・侵入・トラブル発生後に映像を確認するとき、
4Kカメラは細部の確認に強みを発揮します。
本記事では、4Kカメラで何が変わるのか、
特に「拡大したとき」に差が出るポイントを中心に解説します。
4Kカメラとは、一般的に
約800万画素クラスの高解像度カメラ
を指します。
防犯カメラでよく使われる解像度には、以下のような種類があります。
フルHDと4Kを比較すると、
4KはフルHDの約4倍の画素数があります。
つまり、同じ場所を撮影した場合でも、
4Kカメラの方がより多くの情報を記録できます。
この差が特に大きく出るのが、
録画映像をあとから拡大して確認するとき
です。
4Kカメラのメリットは、
単に映像がきれいになることだけではありません。
特に効果を発揮するのは、
広い範囲を1台で撮影したい場合
です。
たとえば、
のような場所では、広い範囲を撮影しながら、
必要な部分をあとで拡大して確認したいケースがあります。
フルHDカメラでも全体は映せますが、
画面の一部を拡大すると、人物や物体がぼやけやすくなります。
一方で4Kカメラは画素数が多いため、
広く撮っても、部分拡大時の情報量を残しやすい
という特徴があります。
防犯カメラの映像は、リアルタイムで見るだけでなく、
トラブル発生後に録画映像を確認する場面が多くあります。
その際によく行うのが、
映像の一部を拡大する作業です。
たとえば、
といった用途があります。
フルHD映像を大きく拡大すると、
画素が足りず、輪郭が粗くなりやすくなります。
4K映像は元の画素数が多いため、
同じ倍率で拡大しても、
フルHDより細部が残りやすい
のが大きな違いです。
4Kカメラは、すべての場所に必要というわけではありません。
効果を発揮しやすいのは、
広い範囲を撮影しつつ、あとから細部を確認したい場所です。
駐車場では、車両の出入り、接触事故、いたずら、無断駐車などを確認する必要があります。
4Kカメラを使うことで、
全体の動きを押さえながら、
車両の形状や動線を確認しやすくなります。
ただし、ナンバープレートを確実に読み取りたい場合は、
カメラの設置距離・角度・レンズ選定が重要です。
4Kだから必ずナンバーが読めるわけではありません。
工場や倉庫では、作業エリア、搬入口、資材置き場、通路など、
広い範囲を確認したい場面が多くあります。
4Kカメラであれば、
全体の作業状況を確認しながら、
必要に応じて一部を拡大しやすくなります。
事故発生時の状況確認や、
荷物の移動、作業手順の確認にも役立ちます。
店舗では、売り場全体やレジ周辺、出入口などの確認に使われます。
特に万引き対策やトラブル確認では、
人物の動きや手元、商品の持ち出し状況を確認したい場面があります。
4Kカメラは、
広い売り場を撮影しながら、必要な部分をあとから確認する
用途に向いています。
マンション、オフィス、施設のエントランスでは、
人の出入りを記録することが重要です。
4Kカメラを使うことで、
来訪者の動きや入口周辺の状況をより細かく確認できます。
ただし、顔認識レベルで鮮明に撮影したい場合は、
カメラの高さや距離、照明環境も合わせて検討する必要があります。
4Kカメラは高性能ですが、
すべての現場で必要とは限りません。
以下のような場所では、
フルHDや4MP程度でも十分な場合があります。
防犯カメラは、
高解像度であればあるほど良い
というものではありません。
設置場所や目的に合ったカメラを選ぶことが大切です。
4Kカメラは高画質である一方、
導入時に注意すべき点もあります。
特に重要なのは以下です。
4Kカメラは映像データ量が大きいため、
録画保存日数やHDD容量に影響します。
また、IPカメラの場合はネットワーク帯域も使用するため、
台数が多い場合はネットワーク設計も重要です。
4K映像は情報量が多いため、
フルHDより録画データ量が増えます。
そのため、
を事前に検討する必要があります。
4Kカメラを複数台導入する場合は、
録画機のHDD容量に余裕を持たせる
ことが重要です。
IPカメラで4K映像を扱う場合、
ネットワーク上を流れるデータ量も増えます。
特に、複数台の4Kカメラを同時に運用する場合は、
業務用LANとカメラ用LANを分けるなどの設計が必要になることがあります。
防犯カメラの映像によって、
社内PCやクラウドサービスの通信に影響が出ないよう、
VLAN分離やPoEスイッチの容量確認
も検討しましょう。
4Kカメラだからといって、
夜間映像が必ず見やすいとは限りません。
夜間性能には、
などが関係します。
暗い場所で使用する場合は、
解像度だけでなく、
低照度性能や赤外線性能
も確認する必要があります。
4Kカメラを導入しても、
必ずすべての情報が読み取れるわけではありません。
たとえば、以下のような場合です。
特に、車両ナンバーや人物の顔を確認したい場合は、
4Kという解像度だけでなく、
設置位置・撮影距離・レンズ・照明・録画設定
まで含めた設計が必要です。
防犯カメラの解像度は、
用途に合わせて選ぶことが大切です。
一般的な目安は以下です。
すべてを4Kにするのではなく、
重要な場所には4K、
近距離や狭い場所にはフルHDや4MPといったように、
場所ごとに使い分ける設計
が現実的です。
4Kカメラの大きなメリットは、
録画映像をあとから拡大したときに、
細部を確認しやすいことです。
特に、
のように、広い範囲を撮影しながら細部も確認したい場所では、
4Kカメラが効果を発揮します。
一方で、4Kカメラは録画容量やネットワーク負荷も増えるため、
NVRやHDD、PoEスイッチ、ネットワーク構成まで含めた設計が必要です。
また、4Kであっても、
設置位置や角度、照明環境が悪ければ、
必要な情報が確認できない場合もあります。
防犯カメラは、
高画質なカメラを選ぶだけでなく、目的に合わせて正しく設計すること
が大切です。
4Kカメラは、
「広く撮る」
「あとから拡大して確認する」
という用途に向いています。
導入時には、
何を確認したいのか、
どこまで拡大して見たいのかを整理したうえで、
最適なカメラを選ぶことが重要です。
防犯カメラに関するご相談・お見積もり等ご相談ください
お問い合わせはこちら株式会社エス・カルテット
〒550-0012
大阪府大阪市西区売堀4-5-27シティビル阿波座402
TEL 06-4394-8477
FAX 06-4394-8488
E-mail nobuyuki.n@s-quartet.co.jp