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防犯カメラ

オフィス向け防犯カメラ

オフィスでは、不審者の侵入や備品の盗難だけでなく、情報漏洩、不正な入退室、重要エリアへの立入り、社内トラブルなど、さまざまなリスクがあります。
 
防犯カメラを設置することで、

  • 誰がオフィスへ出入りしたか
  • 重要なエリアへ誰が立ち入ったか
  • 盗難やトラブルが発生した際にどのような状況だったか
  • 夜間や休日に不審な出入りがなかったか

などを確認できるようになります。
 
一方、オフィスは従業員が長時間働く場所でもあります。
 
そのため、防犯カメラを導入する際には、単に多くの場所を撮影するのではなく、

  • 何を目的として設置するのか
  • どの場所を撮影する必要があるのか
  • 誰が映像を確認できるのか
  • どのくらい録画を保存するのか
  • 従業員へどのように説明するのか

といった運用方法まで含めて考えることが重要です。
 
このページでは、オフィスへの防犯カメラ導入で確認したい設置場所、必要な機能、情報漏洩・不正防止への活用、録画方法、運用時の注意点について解説します。

オフィスに防犯カメラを設置する主な目的

オフィスでは、主に次のような目的で防犯カメラが利用されます。

  • 不審者の侵入対策
  • 入退室の確認
  • 情報漏洩対策
  • 重要エリアへの立入り確認
  • パソコン・備品などの盗難対策
  • 社内トラブルの状況確認
  • 来訪者の確認
  • 夜間・休日の防犯

目的によって、適した設置場所や撮影範囲は異なります。

不審者の侵入対策

オフィスでは、従業員だけでなく、

  • 来訪者
  • 配送業者
  • 清掃業者
  • 保守業者
  • 取引先

など、さまざまな人が出入りする場合があります。
 
防犯カメラを受付や出入口へ設置することで、誰が建物やオフィスへ出入りしたのかを確認できます。
 
ただし、防犯カメラは侵入そのものを防止する設備ではありません。

  • オートロック
  • 入退室管理
  • ICカード
  • 受付
  • インターホン
  • 施錠

などと組み合わせて防犯対策を考えることが重要です。
 
不審者対策について詳しく確認する場合はこちらをご覧ください。
 
 
・不審者対策に強い防犯カメラ|侵入防止のポイント
不審者対策に強い防犯カメラはこちら

情報漏洩対策

オフィスでは、

  • 顧客情報
  • 個人情報
  • 契約書
  • 営業資料
  • 設計データ
  • 社内機密情報

など、さまざまな情報を扱います。
 
防犯カメラを適切な場所に設置することで、重要な情報を扱うエリアへの立入りや、不審な物品の持ち出しなどを確認する際の情報になる場合があります。
 
ただし、防犯カメラだけで情報漏洩を防止できるわけではありません。
 
情報漏洩対策では、

  • アクセス権限
  • パソコンやサーバーのセキュリティ
  • 書類の管理
  • 入退室管理
  • 社内ルール

などと組み合わせて運用することが重要です。

重要エリアへの不正な立入り確認

オフィスには、一般の執務スペースとは別に、アクセスを制限したい場所があります。
 
たとえば、

  • サーバールーム
  • 書庫
  • 機密資料保管室
  • 倉庫
  • 現金・重要物品を扱う場所

などです。
 
こうした場所では、防犯カメラだけでなく入退室管理と組み合わせることで、
 
「誰が、いつ、そのエリアへ出入りしたのか」
 
を確認しやすくなります。

パソコン・備品の盗難対策

オフィスには、

  • パソコン
  • タブレット
  • スマートフォン
  • 業務機器
  • 商品・サンプル
  • 高価な備品

などが置かれている場合があります。
 
盗難対策では、物品そのものだけでなく、

  • 出入口
  • 倉庫
  • 保管場所
  • 人の動線

などを確認できる配置を考えます。
 
盗難対策について詳しく確認する場合はこちらをご覧ください。
 
 
・盗難対策に効果的な防犯カメラの選び方と設置方法
盗難対策に効果的な防犯カメラの選び方と設置方法はこちら

社内トラブルの状況確認

オフィスでは、

  • 備品の紛失
  • 物品の破損
  • 共用スペースでのトラブル
  • 来訪者とのトラブル

などが発生する場合があります。
 
録画映像が残っていれば、発生時の状況を確認するための情報になる場合があります。
 
一方、防犯カメラの目的を「従業員を常に監視すること」にしないことも重要です。
 
防犯、不正防止、安全管理など、設置目的を明確にしたうえで必要な場所を撮影します。

夜間・休日の防犯

オフィスは夜間や休日に無人になることがあります。
 
そのため、

  • オフィス出入口
  • 建物外周
  • 裏口
  • 倉庫
  • 重要エリア

などを中心に防犯カメラを設置する場合があります。
 
夜間も撮影する場合は、照明環境や暗所撮影性能を確認します。
 
 
・夜間の防犯対策に強いカメラ|暗所監視のポイント
夜間の防犯対策に強いカメラはこちら

オフィスで防犯カメラを設置する主な場所

オフィス出入口

従業員や来訪者が出入りする重要な場所です。
 
人の出入りを確認する目的で防犯カメラを設置します。

受付・エントランス

来訪者が最初に立ち寄る場所です。
 
不審者対策や来訪時のトラブル確認などに利用されます。

共用通路

オフィス内の人の移動を確認する場所です。
 
ただし、執務スペース全体を広く常時撮影する必要があるかどうかは、導入目的を踏まえて検討します。

サーバールーム周辺

サーバーやネットワーク機器など重要な設備が設置されている場所です。
 
サーバールーム内部または出入口など、必要な場所への立入りを確認します。

書庫・機密資料保管場所

契約書や顧客情報など重要書類を保管している場所では、出入口や保管エリアの状況を確認します。

倉庫

商品、備品、サンプルなどを保管する場所では、盗難や不正な持ち出し対策として設置する場合があります。

搬入口・裏口

荷物の搬入や業者の出入りに利用する場所です。
 
正面入口だけでなく、すべての出入口を確認することが重要です。

駐車場

オフィスに駐車場がある場合は、

  • 当て逃げ
  • 車上荒らし
  • 不審者
  • 車両の出入り

などへの対策として防犯カメラを設置することがあります。
 
 
・駐車場の防犯カメラ設置|当て逃げ・車上荒らし対策
駐車場の防犯カメラ設置|当て逃げ・車上荒らし対策はこちら

会議室へ防犯カメラを設置する場合は目的を確認する

会議室では、機密情報を扱うことがあります。
 
一方で、従業員や取引先が会話を行う場所でもあります。
 
そのため、防犯カメラを設置する場合は、

  • 何を目的として撮影するのか
  • 映像だけか音声も記録するのか
  • 誰が閲覧できるのか

などを慎重に検討する必要があります。
 
特に、必要性の低い場所まで常時撮影するのではなく、防犯目的に必要な範囲を明確にすることが重要です。

執務スペースへの設置は慎重に考える

執務スペースでは従業員が長時間働いています。
 
そのため、オフィス全体を監視する目的で多数のカメラを設置すると、従業員が過度な監視を感じる可能性があります。
 
防犯カメラを設置する場合は、

  • 盗難対策
  • 出入口確認
  • 重要設備の保護
  • 安全管理

など目的を明確にし、目的に必要な範囲で撮影することが重要です。

防犯カメラと入退室管理を組み合わせる

オフィスのセキュリティでは、防犯カメラだけでなく入退室管理を組み合わせる方法があります。
 
たとえば、

  • ICカードで入室した記録
  • 防犯カメラの映像

をそれぞれ確認できるようにすることで、入退室状況を把握しやすくなります。
 
特に、

  • サーバールーム
  • 書庫
  • 重要物品保管場所

などでは、アクセス制限と映像確認を組み合わせる方法があります。

オフィスには何台の防犯カメラが必要?

必要な台数は、従業員数だけでは決まりません。
 
たとえば、

  • オフィスの広さ
  • 出入口の数
  • フロア数
  • 受付
  • 重要エリア
  • 倉庫
  • 駐車場
  • 死角

などによって異なります。
 
基本的には、

  • 1. 防犯・セキュリティ上の課題を整理する
  • 2. 確認したい場所を洗い出す
  • 3. 人の動線を確認する
  • 4. 重点的に監視する場所を決める
  • 5. 必要な撮影範囲を考える
  • 6. カメラ台数を決める

という順番で考えます。
 
 
・防犯カメラは何台必要?設置台数と配置の考え方
防犯カメラは何台必要?設置台数と配置の考え方はこちら

オフィス向け防犯カメラの選び方

オフィスへ導入する場合は、主に次の項目を確認します。

  • カメラの形状
  • 解像度
  • 撮影範囲
  • 夜間撮影性能
  • AI機能
  • 録画方法
  • 録画保存期間
  • 遠隔閲覧
  • ネットワーク環境

オフィス内ではドーム型カメラも検討する

オフィス内では、ドーム型の防犯カメラが利用されることがあります。
 
比較的目立ちにくい形状で、

  • 受付
  • エントランス
  • 共用通路

などへ設置しやすいタイプです。
 
一方、建物外周や駐車場などでは、バレット型などを利用する場合があります。
 
 
・防犯カメラの種類比較|ドーム型・バレット型の違い
防犯カメラの種類比較|ドーム型・バレット型の違いはこちら

必要な画質を考える

防犯カメラの画質は、何を確認したいかによって決めます。

出入口で人物を確認する

人物が十分な大きさで映るよう、設置位置や撮影距離を考えます。

共用スペース全体を見る

人の移動やトラブルの状況を確認できる画角を設定します。

重要物品の持ち出しを確認する

重点エリアを十分な大きさで撮影できる配置を考えます。
 
高画素であっても、撮影対象が小さければ必要な情報を確認できない場合があります。
 
 
・防犯カメラの画素数・解像度の選び方|4Kは必要?
防犯カメラの画素数・解像度の選び方はこちら

夜間撮影性能を確認する

営業時間外に監視する場合は、夜間の明るさも確認します。
 
特に、

  • 建物出入口
  • 裏口
  • 駐車場
  • 建物外周

などでは、営業時間終了後に照明が消えることがあります。
 
そのため、

  • 赤外線撮影
  • 夜間カラー撮影
  • 外灯
  • 建物照明

などを含めて撮影環境を確認します。
 
 
・夜間カラー撮影とは?暗所でも鮮明に映る仕組み
夜間カラー撮影とは?暗所でも鮮明に映る仕組みはこちら

AI人物検知を利用する場合

AI人物検知を利用できるカメラでは、指定したエリアへの人物の侵入などを検知できる場合があります。
 
オフィスでは、

  • 営業時間外の人物侵入
  • 重要エリアへの立入り
  • 建物外周での人物検知

などの用途で検討できます。
 
ただし、AI機能は製品ごとに異なります。

  • 何を検知できるか
  • どの範囲を設定できるか
  • 通知方法
  • 録画との連携

などを確認します。
 
 
・AI人物検知とは?防犯カメラでできることを解説
AI人物検知とは?防犯カメラでできることを解説はこちら

オフィスの録画方法を決める

映像をどこへ保存するかも重要です。

録画機へ保存する

NVRなどの録画機をオフィス内へ設置し、HDDへ保存します。
 
確認する項目には、

  • 接続可能なカメラ台数
  • HDD容量
  • 保存期間
  • 録画機を設置する場所
  • 管理者

などがあります。

クラウド録画を利用する

インターネット経由で映像を保存します。
 
複数のオフィスや拠点を管理している場合、本社などから映像を確認できるシステムもあります。
 
ただし、

  • インターネット環境
  • 利用料金
  • アクセス権限
  • セキュリティ

などを確認します。
 
 
・クラウド録画とは?メリット・デメリットを解説
クラウド録画とは?メリット・デメリットを解説はこちら
 
・クラウド録画と録画機の違い|どちらを選ぶべき?
クラウド録画と録画機の違いはこちら

録画映像を何日保存する?

必要な録画保存期間は、オフィスの運用方法によって異なります。
 
たとえば、

  • 盗難が数日後に判明する
  • 後から入退室状況を確認する
  • 休日を挟んでトラブルが判明する

といった可能性があります。
 
保存期間は、

  • カメラ台数
  • 解像度
  • フレームレート
  • HDD容量
  • 録画方式

などによって変わります。
 
 
・防犯カメラの録画保存期間|何日残すべき?
防犯カメラの録画保存期間はこちら

録画映像を確認できる人を限定する

オフィスの防犯カメラには、従業員や来訪者などが映ります。
 
そのため、

  • 管理責任者
  • 総務担当者
  • セキュリティ担当者
  • 指定された管理者

など、必要な人だけが映像へアクセスできるようにします。
 
あわせて、

  • ID・パスワード
  • 録画機へのアクセス
  • 映像データの持ち出し
  • 外部への提供
  • データ削除

などの運用ルールも決めておくことが重要です。

従業員への説明も重要

オフィスへ防犯カメラを導入する際は、

  • どこへ設置するのか
  • なぜ設置するのか
  • どのように映像を利用するのか
  • 誰が確認できるのか

などを整理しておくことが重要です。
 
防犯・情報管理などの目的を明確にし、設置目的と異なる使い方を安易に行わない運用を考えます。

音声録音は映像とは分けて考える

防犯カメラには音声を記録できる機種もあります。
 
ただし、オフィスでは、

  • 従業員同士の会話
  • 顧客との会話
  • 会議内容

などが録音される可能性があります。
 
そのため、「カメラにマイク機能があるから録音する」という考え方ではなく、音声を記録する必要性や運用方法を別途検討することが重要です。

ネットワークカメラではセキュリティも重要

ネットワークへ接続する防犯カメラでは、不正アクセスへの対策も必要です。
 
導入時には、

  • 初期パスワードを変更する
  • 強固なパスワードを使用する
  • 閲覧アカウントを限定する
  • 不要なアカウントを削除する
  • 機器を適切に管理する

など、映像そのものを守るための対策も行います。
 
防犯目的で導入したカメラが、新たな情報セキュリティ上のリスクにならないようにすることが重要です。

防犯カメラの設置工事

オフィスへの設置では、

  • 天井・壁へのカメラ取付け
  • 配線
  • 録画機の設置
  • ネットワーク設定
  • 画角調整
  • 録画設定
  • 動作確認

などを行います。
 
既存オフィスの場合は、内装や業務への影響を考えながら施工します。
 
また、

  • 営業時間中に工事するのか
  • 休日に工事するのか
  • 配線をどのように隠すのか

なども確認します。
 
 
・防犯カメラの設置工事|流れと費用の目安
防犯カメラの設置工事はこちら

オフィスへの導入費用は何で変わる?

防犯カメラの導入費用は、従業員数だけでは決まりません。
 
主な費用項目には、

  • 防犯カメラ本体
  • 録画機
  • HDD
  • ネットワーク機器
  • 配線
  • カメラ取付工事
  • ネットワーク設定
  • 保守

などがあります。
 
さらに、

  • オフィスの広さ
  • フロア数
  • 出入口の数
  • カメラ台数
  • 配線距離
  • 録画保存期間
  • 遠隔閲覧の有無

によって構成は変わります。
 
 
・防犯カメラの設置費用はいくら?相場と内訳を解説
防犯カメラの設置費用はこちら

オフィスレイアウトを変更したら画角も見直す

オフィスでは、

  • パーテーション
  • キャビネット
  • 会議室
  • 執務席
  • 受付

などのレイアウトが変更されることがあります。
 
大きなレイアウト変更を行うと、それまで見えていた場所が死角になる場合があります。
 
そのため、レイアウト変更時には、

  • 必要な場所が映っているか
  • カメラの向きを変える必要がないか
  • 新たな死角が生じていないか

を確認します。

設置後も定期的に点検する

防犯カメラは長期間使用する設備です。
 
定期的に、

  • すべてのカメラが映っているか
  • 録画されているか
  • 過去映像を再生できるか
  • 日時が正しいか
  • カメラの向きが変わっていないか
  • レンズが汚れていないか

などを確認します。
 
 
・防犯カメラの保守・メンテナンスサービス
防犯カメラの保守・メンテナンスサービスはこちら

オフィスへの防犯カメラ導入で注意したいこと

設置目的を明確にする
不審者対策、情報漏洩対策、盗難対策など、カメラごとの目的を整理します。
 
カメラを従業員監視だけの目的にしない
安全・防犯に必要な場所と範囲を考えて設置します。
 
重要エリアを優先する
出入口、サーバールーム、書庫、倉庫などから必要性を検討します。
 
音声録音は別に検討する
映像が必要だからといって、音声まで常に必要とは限りません。
 
録画保存期間を決める
必要な期間を設定し、映像を適切に管理します。
 
映像を確認できる人を限定する
閲覧権限やデータ管理ルールを決めます。
 
ネットワークセキュリティを確認する
遠隔閲覧を利用する場合は、アクセス管理も含めて検討します。
 
従業員への説明を行う
設置目的や運用方法を整理し、社内での共有が重要です。

オフィスへの防犯カメラ導入前チェックリスト

導入前には、次の項目を整理しておくと計画しやすくなります。

  • 1. 防犯カメラの導入目的
  • 2. オフィス出入口
  • 3. 受付・エントランス
  • 4. 通用口・裏口
  • 5. 共用通路
  • 6. サーバールーム
  • 7. 書庫
  • 8. 倉庫
  • 9. 重要物品保管場所
  • 10. 駐車場
  • 11. 必要なカメラ台数
  • 12. 必要な画質
  • 13. 夜間撮影の必要性
  • 14. AI機能の必要性
  • 15. 録画保存期間
  • 16. 録画機・クラウドの選択
  • 17. 遠隔閲覧の必要性
  • 18. 配線経路
  • 19. 映像を閲覧する担当者
  • 20. ID・パスワード等の管理
  • 21. 映像データの取扱ルール
  • 22. 音声録音の必要性
  • 23. 従業員への説明
  • 24. オフィスレイアウト変更の予定
  • 25. 導入後の保守・点検

「オフィス全体を監視する」という考え方ではなく、防犯・情報管理上の重要ポイントを整理し、必要な場所へ必要なカメラを設置することが重要です。

関連情報

オフィスへ防犯カメラを導入する際には、不審者対策だけでなく、盗難、夜間防犯、設置工事、録画管理などもあわせて検討します。

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